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小さくなった現代人のあごと歯並び |
小さくなった現代人のあごと歯並び
最近の若い人はあごが小さくなってきているようです。 昔は、乳歯がみそっ歯の子どもをよく見かけました。みそっ歯とは本来、茶色く着色した歯やムシ歯で欠けた歯のことをいいますが、子どもの歯のすきまも同じように黒っぽく見えることから、みそっ歯といえば幼児の歯の代名詞のようになっていました。 このみそっ歯、じつは、あごがしっかり育っている証拠です。 今は、乳歯でもきれいにきっちり、隙間なく並んでいる子どもが多くなっています。これでは乳歯より大きな永久歯が生えてくるときにスペースがなく、歯並びがガタガタになってしまう可能性があります。 歯 とあごの大きさとのアンバランスから歯並びが良くない人が増え、これを現代病ととらえている人もいるようです。乳歯の歯並びが良く見える場合でも、永久歯 へ生え変わるときに歯並びに問題が出てくる場合もありますので、気になったら歯列矯正の専門医に相談されると良いでしょう。 |