Q. 子どものかみ合わせや歯並びをよくするには、小さいころからどんなことに気をつけたらよいでしょうか?
A. まず乳幼児のころから顎の発達を考え、よく噛む習慣をつけてやれることです。生まれたばかりの赤ん坊が乳を求める力は、大人が考える以上に強いものです。 人工乳首(哺乳瓶)やペースト状の離乳食ばかり与えていると、自然に身につく飲み下す力が体得できないまま成長してしまいます。そうなると、大きくなって も正しく飲み込めなくなり、歯並びやかみ合わせを悪くする原因になります。
離乳食が終わったら、野菜のように繊維質の多いものや、おせんべいのようにちゃんと噛まなければ食べられないような歯ごたえのあるお菓子も与えましょう。 またカルシウムの多い食品をはじめ、バランスのよい食事をさせることも大切です。インスタントや加工食品にはカルシウムの吸収をさまたげるリン酸が多いの で、なるべく与えないようにします。
あとは生活習慣のなかで、へんな癖をつけさせないことです。指をしゃぶる、舌やくちびるを噛む、口をいつも開けている、鉛筆を噛む、頬づえをつくなどの癖 は顎の発達、ひいては歯並びに大きく影響します。
また、歯並びが悪くなってから、顎を丈夫にするためといって急に硬いものを食べさせるのは逆効果です。無理に硬いものを与えると、かえって顎の関節や筋肉 を痛めてしまうことがあります。まずは顎や歯列の矯正をしながら、正しい噛み方を教え、噛む練習をつむことです。
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