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歯列矯正コラム



小さくなった現代人のあごと歯並び


最近の若い人はあごが小さくなってきているようです。
これは日本人の生活習慣や食生活の変化によると考えられています。スパゲッティーやハンバーグなど軟らかい食べ物が多く、歯ごたえのある食べ物を食べる機会が少なくなっていることも一因のようです。

昔は、乳歯がみそっ歯の子どもをよく見かけました。みそっ歯とは本来、茶色く着色した歯や虫歯で欠けた歯のことをいいますが、子どもの歯のすきまも同じように黒っぽく見えることから、みそっ歯といえば幼児の歯の代名詞のようになっていました。

このみそっ歯、じつは、あごがしっかり育っている証拠です。
小さな乳歯が生えていて、あごが順調に育ってくると、自然に歯と歯の間がすいてきます。大きな永久歯が生えてきても大丈夫なように、スペースが十分確保されているということなので、みそっ歯というのは成長過程で正常な状態です。

今は、乳歯でもきれいにきっちり、隙間なく並んでいる子どもが多くなっています。これでは乳歯より大きな永久歯が生えてくるときにスペースがなく、歯並びがガタガタになってしまう可能性があります。
歯の大きさは昔と変わらないのに、受け皿となるあごや歯の生えてくる部分が小さいために、歯の行き場所がなく、歯並びが悪くなりやすくなっています。

歯とあごの大きさとのアンバランスから歯並びが良くない人が増え、これを現代病ととらえている人もいるようです。乳歯の歯並びが良く見える場合でも、永久歯へ生え変わるときに歯並びに問題が出てくる場合もありますので、気になったら歯列矯正の専門医に相談されると良いでしょう。



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