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矯正治療を完了まで続けていくために |
1、矯正治療のメリット・デメリット
矯正治療だけではなく、どんな治療であってもメリットとデメリットがあります。 矯正治療を受けようかな・・・? と考える場合、まずメリットとデメリットを理解して治療を決定することが大切です。 ■メリット ・見た目の印象がとてもよくなる、きれいになる。・・・審美的効果 ・虫歯や歯周病などの疾病に罹りにくくなり、自分の歯で(入れ歯をせずに)生涯、質の高い生活をおくれる可能性が高くなる。 (高齢者で自分の歯が多く残っている方は正常な噛み合わせの場合いが多く、歯並びの悪い方は非常に少ないとの報告もある。) ・お口に手を当てないで、思いきり笑える。・・・性格も明るくなる。 ■デメリット ・治療に時間がかかる。 ・歯にいろいろな装置を付けなくてはならない。・・・装置の見た目に抵抗がある。 *ただし、最近の装置は目立ちにくいものや痛みの少ないものもよく用いられている。 ・保険がきかない場合が多いため、高価な治療費が必要。 ・歯磨きなどの手入れがしづらくなる。 |
2、矯正治療を途中でやめてしまうと・・・。
矯正治療を受けようと決めた皆さんは、「キレイな歯並びを手に入れたい」「噛み合わせを直したい」など、それぞれに思い入れがあって治療をはじめられたと思います。 しかし、いざ治療をはじめてみると様々な理由で途中で矯正治療をやめてしまう方もいらっしゃいます。 10代の患者さんのように思春期で難しい時期では「見た目が悪い」「学校が忙しく時間がない」などといった理由からやめてしまう場合もあります。 矯正治療は、人為的にワイヤーなどで歯に力をかけて、理想的な位置へ歯を動かしていきます。 その際に必要に応じて歯を抜いて、スペースを作ることもあります。この場合は途中で治療をやめてしまうと、抜いた分のスペースがそのままになってしまいます。 また歯を抜かないで動かすケースでも、途中まで歯を動かしてやめると、もとの歯並びよりも見た目が悪くなったり、噛み合わせが中途半端に変わってしまうなども考えられます。 治療中は大変なこともありますが、治療の結果手に入れる歯並びは、見た目の良さはもちろんのこと、お口の健康維持のためにとても大きな収穫となります。特にお子さんの場合は、家族やまわりの方の協力で最後まで治療を続けていく患者様も多くいらっしゃいます。 |
3、矯正治療を続けていくには・・・。
先に述べたように、矯正治療のメリット・デメリットを十分に理解した上で、何を目標に矯正治療を受けるのか、また始めた以上は完了し、保定(後戻りをしない為の治療)をできるだけ長く行うようにすることが大切です。 何よりも大切なのは、どうしても歯並びを治したいという患者様の強い意志です。 多くの矯正医は途中で矯正治療をやめるぐらいなら、矯正治療をやらない方がよいと思っています。 治療の内容や装置について、また治療費や矯正治療中のメインテナンス(歯のクリーニング)などについて納得ゆくまで担当の矯正医と相談することをおすすめします。 またご家族の理解と協力も不可欠です。 矯正治療は長期間に及ぶので信頼できる矯正医ときちんと話し合い、共通の目標をもって完了まで頑張って続けてください。 |
